ミステリー小説は、Audible(オーディブル)の真骨頂!
ナレーターの演技力が光るジャンルで、なかには複数人で演じる“劇場型”の作品も。
特にホラー系は怖さや臨場感も没入感もケタ違いで、耳が離せません。
ひとことレビュー+リンクでサクッと選べる形にしていますので、最速で“今の自分に合う1冊”に出会えます。
まずはこの3冊(迷ったらここから)
はじめての人向け。ストーリーのわかりやすさ、耳なじみの良さ、没入感を重視して選んでいます。
1.誰かが私を殺した(東野 圭吾)
- 東野圭吾、初のAudible。完全オリジナル作品。
- 自分が殺された理由を“魂”となって実況しながら真相に迫る異色ミステリー。
2.誰か―Somebody:杉村三郎シリーズ1(宮部 みゆき)
- 杉村三郎シリーズの第1作。財閥家の”マスオさん”が事件の真相に迫っていく。
- 市井の人々の静かな物語ながら、内面描写が深く引き込まれる。
3.告白(湊 かなえ)
- 中学校教師・森口祐子が、娘を殺した少年AとBへの復讐を語る衝撃の独白から始まる物語。
- 語り手が教師・生徒・犯人家族と変化しながら、事件の真相や人間関係が見えてくる手法が特徴。
サブジャンル別のおすすめ
今の気分で選びたい人へ。
どんでん返し、グロ、ユニーク、シリーズものなど、雰囲気別にまとめました。
どんでん返し系
最後に「やられた、そう来たか!」と驚きたい人向け。
- 中山七里作品 ▶ 作品リストを見る
グロ系
殺人現場の描写がかなりヘビー。聴くときは気持ちに余裕がある日に。
- 切り裂きジャックの告白 ▶ 作品リストを見る
- 連続殺人鬼カエル男 ▶ 作品リストを見る
ユニーク系
主人公が少し変わった能力の持ち主。ミステリーでありながらコメディ要素もあり。
- 桜底:警視庁異能処理班ミカヅチシリーズ ▶ 作品リストを見る
- 人面瘡探偵 ▶ 作品リストを見る
シリーズもの
世界観がフィットすれば抜け出せないシリーズ。続けて聴くとより深く楽しめます。
杉村三郎シリーズ
作品リスト ▶ 詳細を見る
作品はもちろん、ナレーションも素晴らしい。▶ 特集を見る(井上 悟)
御子柴礼司シリーズ
作品リスト ▶ 詳細を見る
社会派+どんでん返しの構成にどんどん引き込まれます。
警視庁異能処理班ミカヅチシリーズ
作品リスト ▶ 詳細を見る
異世界の犯罪を隠蔽するというコンセプトが◎。ナレーションもおすすめ。▶ 特集を見る(高川 裕也)
おすすめミステリー:ひとこと紹介
作者・シリーズごとにまとめてリストアップしました。
東野 圭吾
誰かが私を殺した(東野 圭吾)
- 東野圭吾、初のAudible。完全オリジナル作品。自分が殺された理由を“魂”となって実況しながら真相に迫る異色ミステリー。
平野 啓一郎
空白を満たしなさい・上下(平野 啓一郎)
- 3年前に自殺したはずの主人公・土屋徹生が突然蘇り、自身の死の真相を追い求める物語。自殺の記憶や理由に疑問を抱き、殺されたのではないかと考えながら、家族や友人、社会との関係の中で生きる意味と幸福を深く探求していく。死と生の間にある空白を埋めるための感動的な長編小説。
- 聴き終わる頃には「分人主義」というものがしっくりくるはず。
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一雫 ライオン
二人の嘘(一雫 ライオン)
- 「十年に一人の逸材」と呼ばれる美貌の女性判事・片陵礼子。最高裁判事への道を歩む中、彼女はかつて有罪判決を下した元服役囚・蛭間隆也に強く惹かれる。裁判所の前に佇む男の姿に違和感を抱いた礼子は、過去の公判を再調査。蛭間が隠し通した哀しき偽証と真実が判明。二度と交わるはずのない二人の運命が交錯する、純愛と悲劇のサスペンス。
湊 かなえ
Nのために(湊 かなえ)
- 高級マンションで起きたセレブ夫婦殺人事件。現場にいたのは、イニシャル「N」を持つ4人の男女。全員が「Nのために」と、愛する者を守るため嘘の証言を供述。過去の放火事件から現在、そして10年後へと交錯する時系列。
- それぞれの純愛と罪の共有が事件の真相を解き明かす、湊かなえ渾身の連作長編ミステリー。
リバース(湊 かなえ)
- 平凡な深瀬和久の日常、恋人に届いた「人殺し」の告発文で一変。それは10年前のゼミ旅行、親友・広沢の不慮の死にまつわる秘密。飲酒運転の隠蔽という罪悪感。脅迫状が届き、当時の仲間たちも再び集結。過去の過ちに向き合う中で、深瀬は親友の死の裏に隠された、さらなる残酷な真実を知る。
告白(湊 かなえ)
- 中学校教師・森口祐子が、娘を殺した少年AとBへの復讐を語る衝撃の独白から始まる物語。語り手が教師・生徒・犯人家族と変化しながら、事件の真相と人間の闇を浮き彫りにする。
- 罪と報い、正義と復讐を描いた社会派ミステリー。最後の一行が怖い。
未来(湊 かなえ)
- ある日突然10歳の主人公・章子に20年後の未来である30歳の自分からの手紙が届いた。家族や学校での困難、いじめや家庭内暴力など様々な苦難に直面しながらも、未来の自分への手紙を書くことで希望と強さを模索していく。
- のんさんのナレーションが素晴らしい。
贖罪(湊 かなえ)
- 田舎町で起きた少女・エミリの殺害事件を巡り、元同級生の少女たち4人が犯人の顔が思い出せないまま罪の意識に苛まれる物語。エミリの母・麻子の「犯人を見つけ償え」という言葉に縛られ、15年後も彼女たちはそれぞれの方法で贖罪と苦悩に向き合う。
- 新幹線のお供におすすめの作品。
三浦 しをん
墨のゆらめき(三浦 しをん)
- 直木賞作家による書き下ろしオーディオファースト作品。
- 手紙を代筆するという、静かで不思議な人間ドラマ。
宮部 みゆき
誰か―Somebody:杉村三郎シリーズ1(宮部 みゆき)
- 巨大コンツェルン会長の娘婿、広報室勤めの杉村三郎シリーズの第1作。自転車ひき逃げ事故で亡くなった運転手の娘姉妹から、父の生涯を本にする相談。一見平凡な故人の人生をたどるうち、28年前の誘拐事件や隠された過去が次々と浮上。姉妹の確執、不倫、そして事件の意外な真相が明らかになる。
- 市井の人々の静かな物語ながら、内面描写が深く引き込まれる。
名もなき毒:杉村三郎シリーズ2(宮部 みゆき)
- 大企業の広報室で働く杉村三郎が、解雇されたトラブルメーカーの女性・原田いずみの問題と、連続無差別毒殺事件に巻き込まれながら、人間の心の闇と怒りが連鎖する社会の毒を描く現代ミステリー。
- 社会問題も織り交ぜた深い人間ドラマが特徴。
ペテロの葬列・上下:杉村三郎シリーズ3(宮部 みゆき)
- 杉村三郎が巻き込まれた拳銃を持つ老人のバスジャック事件が発端。事件は短時間で収束するが、その背後には過去の大事件に繋がる闇が待つ。
- 本作は人間の本質と社会の闇に迫る長編ミステリーで、杉村の人生にも転機が訪れる物語。
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希望荘:杉村三郎シリーズ4(宮部 みゆき)
- 離婚し仕事と娘を失った杉村三郎が私立探偵事務所を開設。亡き父の「昔、人を殺した」という告白の真偽調査など4つの短編を収録。
- 2011年の震災前後を背景に、人の痛みや秘密を探りながら新たなスタートを切るミステリー。
昨日がなければ明日もない:杉村三郎シリーズ5(宮部 みゆき)
- 3つの中編を収録した作品。自殺未遂や家庭の問題を抱える女性たちが主人公で、その裏に潜む陰惨な事件と悪意を描きながら、人間の深層心理や社会の闇に迫るミステリー。
- 人間の心の闇と善悪をテーマに、複雑な人間関係と意外な展開が特徴。
内藤 了
桜底:警視庁異能処理班ミカヅチシリーズ(内藤 了)
- 霊視能力者の安田怜が偶然の出会いから警視庁異能処理班にスカウトされる。彼らは怪異事件を解決せず、痕跡を隠蔽し「処理」する特殊なチーム。
- 首なし幽霊の警視正をはじめ、個性的な異能者たちが不可解な事件の闇に挑み、恐怖と人間ドラマが交錯する前代未聞の警察×怪異物語。
呪街:警視庁異能処理班ミカヅチシリーズ(内藤 了)
- 警視庁の秘された異能処理班が事件を解決せず、ただ怪異を隠蔽・処理する特殊部隊の物語。美しい声が死を招く怪異「呼ぶ声」が持ち込まれ、霊視能力者の安田怜が過去の謎と恐怖に直面。
- 警察内部の闇と怪異の狭間のホラーミステリーなのに、個性的なキャラたちが楽しい。
禍事:警視庁異能処理班ミカヅチシリーズ(内藤 了)
- 警視庁の異能処理班が直面する最大の危機を描く。十文字の割腹自殺や永田町の総理異変死など、理由なき怪異が次々と襲いかかる。霊視能力者・安田怜は幽霊上司と共に忌み地の掃除に挑むが、議員襲撃の三ツ首の犬や日本列島の異変も絡み、警察と怪異の激しい対立と隠蔽劇が展開する。
- 大勢のキャラを演じ分けるナレーションの力も、このシリーズの魅力。
迷塚:警視庁異能処理班ミカヅチシリーズ(内藤 了)
- 東京都新宿区で異常な不審火が連続発生し、手がかりは顔の見えない遊女である。霊視能力者・安田怜は怪異を隠蔽する異能処理班の一員として、隠蔽でも解決でもない第三の道を模索する。
- 表面的な事件の裏に潜む悪意の源を探りながら、怜の成長とともにチームの絆が深まっていく。
黒仏:警視庁異能処理班ミカヅチシリーズ(内藤 了)
- 東京銀座で白昼無差別殺傷事件が発生し、犯人は被害者の耳を食べる異常性を示す物語。警視庁の秘密部署・異能処理班にレベル4の移動する怪異が持ち込まれ、霊視能力者・安田怜が仏像の謎を追う。警察内の上司射殺事件が絡み、地霊活性化で怪異が激増。
- 怜が自身の能力に目覚め、ミカヅチ班も変貌を遂げる、警察×怪異の緊迫ミステリー。
青屍:警視庁異能処理班ミカヅチシリーズ(内藤 了)
- 上野恩賜公園で全身に61か所の穴が空いた変死体が発見され、原因不明の事態に警視庁の異能処理班が立ち向かう物語。霊視能力者・安田怜と病に侵された少女・真理明の絆が、冷徹な班員たちの心も動かし、怪異事件は加速する。
- 蒼ざめた馬に跨る異界の騎士が謎を深め、動機なき怪異の真相に迫る緊迫の警察ミステリー。
中山 七里
連続殺人鬼カエル男(中山 七里)
- 異様な殺人事件が続発。犯行現場に残るカエルの痕跡。警察と検察が対立し、正義の輪郭が揺らぐ。真相は誰の手の中にあるのか――衝撃の社会派サスペンス。
- 「カエル男」の字面とは裏腹に、残忍過ぎる犯罪のギャップがすごい。
セイレーンの懺悔(中山 七里)
- 報道の世界を舞台にした社会派ミステリー。不祥事続きのテレビ局の報道番組に携わる入社2年目の女性記者が、女子高生誘拐殺人事件の真相を追いながら、報道の矛盾と自らの過去に向き合う姿を描く。
- 誤報と報道倫理の葛藤、加害者と被害者の間で揺れる心情が壮絶に紡がれる。
テミスの剣(中山 七里)
- 若き日の渡瀬刑事が、昭和59年に発生した浦和の強盗殺人事件の冤罪疑惑に挑む物語が展開される。取り調べの過酷さ、証拠の捏造、そして隠蔽工作の闇が浮き彫りにされ、司法の不正義と真実への執念が対比される。事件はやがて複雑な連鎖を生み、誰も予想しなかった結末へと至る。
- 渡瀬の成長と覚悟を描いた重厚な人間ドラマ。
魔女は甦る(中山 七里)
- 埼玉県の沼地でバラバラ死体となった製薬会社の研究員・桐生隆の事件を埼玉県警が捜査する物語。桐生が関わった麻薬「ヒート」の危険性と、連続する嬰児誘拐や無差別殺人事件の謎が徐々に明らかになり、恐怖と驚愕の真相へと迫るミステリー。
- かなりSFホラー寄りで、怖さが尋常ではない。
ヒートアップ(中山 七里)
- 特殊麻薬「ヒート」に絡む抗争と捜査を描くノンストップアクションミステリー。麻薬取締官の七尾究一郎は、警察と暴力団「宏龍会」が手を組んだ捜査に加わるが、仙道寛人殺害事件で疑いをかけられ追われる身となる。
- 「魔女は甦る」の続編。陰謀と裏切りでドロドロの中、真実を追い求める過酷な戦いの先に現れたものは…。
ワルツを踊ろう(中山 七里)
- 元エリートの溝端了衛が20年ぶりに故郷の限界集落へと戻るが、携帯圏外の孤立した環境と村八分に苦しみ、愛犬の不審死に追い詰められる。孤立無援の中、了衛は村人たちへの復讐を決意し、やがて予想外の結末へと突き進む。
- 限界集落の閉鎖的社会と人間の闇。完全に狂った世界、著者史上最狂ミステリー。
鬼の哭(な)く里(中山 七里)
- 岡山県の人口300人にも満たない限界集落を舞台に、70年以上前に村人6人を惨殺した巌尾利兵衛の呪いが数年に一度、鬼哭山からの咆哮と共に村に災いをもたらす伝説が語られている物語。
- 令和のコロナ禍による混乱の中、東京から移住してきた男を契機に呪いの犠牲者がまた出てしまい、閉鎖的な村社会の狂気と怨念が浮かび上がる。
切り裂きジャックの告白:刑事犬養隼人シリーズ1(中山 七里)
- 東京都内で臓器をくり抜かれた若い女性の遺体が発見され、「切り裂きジャック」を名乗る犯人が声明文を送りつける劇場型犯罪の連続殺人事件を描く社会派ミステリーで。
- 犬養刑事が捜査を進める中、被害者に共通するドナーの存在や現代医療の倫理問題が浮かび上がり、人間の闇と医療の最先端が絡み合う緊迫の物語。
七色の毒:刑事犬養隼人シリーズ2(中山 七里)
- 警視庁捜査一課の犬養隼人刑事が、色にまつわる7つの異なる事件を短編集で追う物語。人間の深層に潜む悪意を鮮烈に描き、各話に職人的などんでん返しが仕掛けられている。
- 社会派テーマを織り込みつつ短編の面白さを極めた著者の最高傑作で、シリーズの犬養刑事が多彩な事件に挑む。
ハーメルンの誘拐魔:刑事犬養隼人シリーズ3(中山 七里)
- 記憶障害を負った15歳の少女が誘拐され、犯人が「ハーメルンの笛吹き男」を名乗る連続誘拐事件を描く。少女は子宮頸がんワクチンの副反応で障害を負い、事件にはワクチン推進派と反対派の闇が絡む。
- 犬養刑事が真相に迫る社会派ミステリーで、犯人の巧妙なトリックと陰謀が明かされる物語。
ドクター・デスの遺産:刑事犬養隼人シリーズ4(中山 七里)
- 肺がん患者の安楽死を巡る連続不審死事件の謎を捜査する犬養刑事の物語。ネット上の「ドクター・デスの往診室」なる謎の安楽死医の存在に迫る。医療倫理と刑事事件が交錯する中、衝撃の真相が明かされる。
- 命の尊厳と死の権利、安楽死の是非を問う社会派ミステリー。
カインの傲慢:刑事犬養隼人シリーズ5(中山 七里)
- 都内で臓器を抜き取られた少年の遺体が相次いで発見される事件を犬養刑事が捜査。臓器売買や貧困問題など社会の闇を深く描く。
- 複雑な人間関係と心理描写、犯人の動機に迫るスリリングな展開が特徴。
ラスプーチンの庭:刑事犬養隼人シリーズ6(中山 七里)
- 民間療法団体の闇に迫る社会派ミステリー。娘の病院仲間の少年の急死や女性の自殺と奇妙な痣にまつわる不審死が連鎖。犬養刑事が新興宗教的民間医療「ナチュラリー」の謎に挑む。
- 医療の光と闇、現代社会の理不尽な怪物たちを描き出す。
ドクター・デスの再臨:刑事犬養隼人シリーズ7(中山 七里)
- SNSを通じて安楽死を依頼した者の連続死事件を犬養刑事が捜査する物語。拘置所にいる連続殺人犯〈ドクター・デス〉に共犯がいるのか模倣犯か、医療と法の狭間で命と死の倫理を問う警察医療ミステリー。
- 予想外の展開と深いテーマ性が特徴。
贖罪の奏鳴曲:御子柴礼司シリーズ1(中山 七里)
- 無敵の弁護士・御子柴礼司が記者の死体遺棄に関わり、その鉄壁のアリバイで警察調査をかわすが、過去に14歳で犯した幼児殺害の罪を背負いながら贖罪の人生を生きる姿を描く。
- 法廷を舞台に、罪と罰、そして人間の贖罪の意味が深く問われる、音楽の構成に似た緊張感あふれる法廷ミステリー。
追憶の夜想曲:御子柴礼司シリーズ2(中山 七里)
- 元死体配達人としての過去を暴露された悪徳弁護士・御子柴礼司が、信頼と評判を失いながらも、少年犯罪の中で贖罪と葛藤しつつ闘うリーガルサスペンス。
恩讐の鎮魂曲:御子柴礼司シリーズ3(中山 七里)
- 韓国船沈没事故で無罪となった男と、殺人容疑をかけられた御子柴の恩師の弁護に挑む悪徳弁護士・御子柴礼司。
- 贖罪と裁かれない罪の意味を問う、圧倒的どんでん返しのリーガル・サスペンス
悪徳の輪舞曲:御子柴礼司シリーズ4(中山 七里)
- 悪徳弁護士・御子柴が冤罪事件と闘い、巨大な権力に挑むリーガルサスペンス。
- 正義と利欲の間で揺れる人間模様を描く。
復讐の協奏曲:御子柴礼司シリーズ5(中山 七里)
- 三十年前の少女殺害の過去を持つ弁護士・御子柴礼司が、事務所に届いた「この国のジャスティス」からの懲戒請求攻勢に苦しむ。
- 事務員の洋子が殺人容疑で逮捕され、御子柴は彼女の無実を証明すべく奔走する。洋子は御子柴の過去と繋がりがあり、復讐の連鎖と真実の核心が明かされる、深い人間ドラマと法廷ミステリー。
殺戮の狂詩曲:御子柴礼司シリーズ6(中山 七里)
- 高級老人ホームで起きた大量殺人事件。介護士・忍野忠泰は「生産性のない上級国民を排除する」との思想で9人を殺害。悪評高い弁護士・御子柴礼司が弁護を引き受け、犯人の思想や介護問題の背景を探る。
- 極刑の運命と贖罪を描くリーガルミステリー。
鑑定人 氏家京太郎(中山 七里)
- 民間科学捜査鑑定所の所長・氏家京太郎を主人公とする鑑定サスペンス。女子大生三人が殺害され子宮を抜き取られる猟奇事件の容疑者のうち、被告は一件を否認している。氏家は検察側の鑑定書に疑念を抱き、科捜研と対立しながら再鑑定を試みる。
- 妨害や陰謀が渦巻く中で真実を追求し、驚愕の結末へと導く社会派ミステリー。
氏家京太郎、奔る(中山 七里)
- 民間の科学捜査鑑定人・氏家京太郎、古巣の科捜研と対立。天才クリエイター殺害事件、容疑者は親友・御笠。物証のみを信ずる氏家、感情を懸命に律しつつ、親友の無実を証明すべく奔走。
- 小さな手がかりを粘りの鑑定で真実を突き止める。
秋山善吉工務店 昭和編 第一話(中山 七里)
- 昭和37年の墨田区本所が舞台。戦災で焼け落ちた工務店を再興するため帰郷した大工・秋山善吉が、貧困や差別、犯罪に苦しむ下町の人々と真っ向から向き合い、仕事と信念で人々を救う物語。
人面瘡探偵(中山 七里)
- 肩に人面瘡「ジンさん」が寄生する相続鑑定士・三津木六兵が、信州の旧家の遺産相続争いと連続殺人事件を調査。
- 横溝正史的な地方の因習と奇怪さが漂う中、ジンさんと三津木のコミカルな掛け合いも魅力の新感覚ミステリー。
人面島(中山 七里)
- 隠れキリシタンの島で村長の死をきっかけに複雑な相続問題が発生。地方の因習と遺産争いが絡む孤島の密室殺人が舞台。
- 相続鑑定士・三津木六兵と共に肩に寄生する毒舌で頭脳明晰な人面瘡「ジンさん」が、密室殺人や連続殺人事件の謎を解き明かす本格ミステリー。
帝都地下迷宮(中山 七里)
- 鉄道マニアの公務員・小日向巧が廃駅となった地下鉄銀座線萬世橋駅に潜入し、そこで政府の事情により地下で生活する謎の集団「エクスプローラー」と出会う物語。その集団内で起こる殺人事件をきっかけに、捜査一課と公安の対立も絡んだ大事件に巻き込まれていく。
- 東京の地下で繰り広げられる謎と陰謀、社会の闇を暴くノンストップミステリー。
有罪、とAIは告げた(中山 七里)
- 東京地方裁判所の新人裁判官・高遠寺円が、中国製のAI裁判官「法神2号」の導入テストを担当し、その驚異的な判決精度に戸惑う中、難しい少年殺人事件を巡りAIによる死刑判決シミュレーションが行われる法廷ミステリー。
- 人間の英知と倫理、そして人工知能の可能性と危険性を鋭く問う問題作。
橘 玲
永遠の旅行者・上下(橘 玲)
- どの国にも属さず税を逃れる“永遠の旅行者”となった元弁護士・真鍋恭一。老人から「20億円の資産を孫に、一円も納税せず相続させてほしい」と依頼を受け、巧妙な合法スキームで挑む金融サスペンス。
- 国家・税・正義を問う知的エンタメ。
🎧 Audibleで聴く(上)
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Audibleの選び方・聴き方のポイント
- 再生速度:1.2〜2.0倍が聴き心地の分岐点。まずは1.5倍から。
- 章区切り:章が短い作品は“スキマ時間”で進めやすい。
- 試聴:サンプル試聴でナレーションの相性を先に確認が◎
料金やキャンペーンは時期で変わることがあるため、公式の最新情報をご確認ください。
よくある質問(FAQ)
- Q登場人物が多い作品でも大丈夫?
- A
人物名が頭に入りづらいと感じる場合は、再生前に作品ページの説明文を軽く確認しておくのがおすすめ。
複雑な人間関係の作品では、PDF資料(登場人物リストなど)が添付されていることもあります。ミステリー小説はナレーターの実力が発揮されるところ。演じ分けの上手いナレーターさんも紹介しています。
▶ おすすめナレータを見る
- Q途中で混乱しそう
- A
伏線は音声でも十分拾えます。複雑な人間関係の作品では、Audibleの添付資料(登場人物リストなど)が用意されていることもあります。
章の始まりや終わりのトーン、ナレーターの“間”がヒントになることも。
もし聞き逃しても、30秒戻る機能で簡単に確認できます(秒数はプレーヤーで自由に設定可能)。
- QAudible(オーディブル)ってどうやって始めるの?
- A
まずは、無料体験付きの会員プランに登録し、アプリやウェブサイトで聴きたい本を選んで再生するだけです。
▶ Audibleの始め方を見る
おわりに
ミステリーって、なぜか抗えない魅力がありますよね。
聴きながら寝ようとしてスリープタイマーをセットしても、面白くて延長しまくっちゃったり(笑)
この記事で紹介したのは、そんな“やめどきが見つからない”作品ばかりです。
ぜひ、お気に入りの作品を見つけて、あなただけのミステリーワールドを楽しんでください。
次に読むなら
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ミステリーの「怖さ」に惹かれる人にはこちらもおすすめです。
▶ X-Filesの怖い回・トラウマ回





