一日の終りにドラマを見よう
前回に引き続き、せわしない日常から静かな逃避行。物語と音楽で、一日の終りにやすらぎを。
では、いってらっしゃい。
おすすめ海外ドラマリスト+音楽+コミック
SHERLOCK/シャーロック
おすすめポイント
現代版にアップデートされたシャーロック・ホームズ。スタイリッシュな映像と巧妙なストーリー展開で、あっという間に世界を魅了。
ベネディクト・カンバーバッチ&マーティン・フリーマンの名コンビも必見です。
ロバート・ダウニー・Jr.のシャーロックも好きだけど、現代版のほうがもっと好き。ベネディクト・カンバーバッチはシャーロックのときが一番かっこいいと思う。
視聴方法
劇中音楽
バイオリンを基調にしたメインテーマは、知的でスリリングな世界観を見事に表現。ロンドンのクラシックな雰囲気と、現代的なスピード感を融合した音楽。
おすすめ書籍
シャーロックのコミックは秀逸。世界観そのままにいつでも手の中にみることができます。
中でも私の超絶オススメはバイリンガル版です。特に「ベルグレービアの醜聞」はシャーロックの人生に大きく関わる人との出会いがあって、ぜひ手元においておきたい1冊です!上下巻だから実は2冊だったりする 笑。
このエピソードは、シャーロックの子供っぽさが炸裂で、頭はキレるのに甘えん坊なところがとても良く描かれていているのと、イギリス特有の王室との距離感が表現されていて大好き。
アップロード ~デジタルなあの世へようこそ~

おすすめポイント
死後の世界をデジタルで生きる?そんな奇想天外な設定ながら、人間ドラマとコメディ要素が絶妙にミックスされた作品。
クスッと笑えて、時々ホロリとする不思議な温かさが魅力です。
昨今のドラマあるあるで、なかなか新作が出ないところがツライ。
この先の未来に、本当にありそうって思える世界観。そうなった時は、もしかしたらデジタルな「あの世」ではなく「この世」かもしれない…なんて妄想したり。
ちょっと森博嗣さんの小説みたいな雰囲気もあります。
視聴方法
劇中音楽
セヴェランス Severance

おすすめポイント
「仕事中の記憶」と「プライベートの記憶」が完全に分断された世界。
緻密な心理描写と無機質な映像で、じわじわ来て、いつのまにかぐいっと引き込まれているサスペンスドラマです。
会社を出た途端、職場で起こった出来事のすべての記憶がなくなったら、仕事の嫌なことも引きずらずにプライベートを快適に過ごせそうでしょ?でも、主人公たちはそれに抗うんですよ。不思議…なんだけど、その気持わからなくもなかったり…。人間の心理って複雑。
このドラマだけを見るためのみでも、Apple TV+に加入するが価値あると思っている。
視聴方法
劇中音楽
マンダロリアン
おすすめポイント
「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフながら、独立した物語としても楽しめる傑作。
孤独な賞金稼ぎと”ザ・チャイルド(グローグー)”との絆に心を揺さぶられます。
映像も音楽も最高クオリティ。
グローグーが悶絶するほどかわいいです。関連グッズもたくさんあって全部欲しくなる 笑。
映画の公開が楽しみでなりません。ただ、マンダロリアンのつえー味方だったネヴァロの長官グリーフ・カルガを演じていたカール・ウェザースが亡くなってしまったのが残念です。今後のストーリーはどんな風にその死を取り込んでいくんでしょうね。
あー、こうして書いている間にもまた観たいという気持ちが高まります。早く続編を!
視聴方法
劇中音楽
おすすめ書籍
ドラマの内容が忠実に再現されています。
グローグーの商品化はかなり難しいみたいで、オリジナルと程遠いものもたくさん見受けられます。(それを見るのも面白いけど 笑)
このコミックは、ルーカスフィルム (監修)、ウォルト・ディズニー・カンパニー (著)ということで、グローグーも可愛く描かれているので安心してください 笑。
ザ・ループ TALES FROM THE LOOP
おすすめポイント
幻想的でノスタルジックな世界観。
「もしも科学が、身近な奇跡だったら?」というテーマをベースに、日常の隙間に入り込む不思議を静かに描いています。
誰かの記憶の中を歩いているような、そんな体験ができる作品です。
浮遊気分を味わえるドラマです。ストーリーも映像もどこかふわっとしていて重力を感じなくなるような。寝る前に観るのにぴったり。
視聴方法
劇中音楽
まとめ

今回ご紹介したドラマたちは、どれも一日の終わりにそっと寄り添ってくれるような存在。
もし気になる作品があったら、ぜひ劇中音楽もあわせて楽しんでください。
物語と音楽の余韻が、きっとあなたの心を満たしてくれるはずです。