風に導かれて(奇跡シリーズ)

先日、シルバーカーの記事をエントリーしたのですが、その時のことを思い出すと、まるで何かに導かれたような気がしています。

寒空

その日、私は軽いウォーキングを兼ねてスーパーに買い物に出かけたのです。しかし、外に出てみると、見た目の青空に反して、空気がどこか荒れ模様に感じられました。しばらく歩くと、突然、猛烈な北風が吹き荒れ、歩くのさえ困難なほどの強風に変わりました。風が顔を切るように当たり、冷たい空気が肌に突き刺さる。寒さが身にしみ、思わず足を止めました。

強風

「今日は無理して買い物しなくてもいいか」と考え、近くの十字路で立ち止まることに。もともと急いでいなかったこともあり、ここで買い物を諦めて帰るのが賢明だと思いました。けれど、来た道を引き返すだけではつまらない気がして、ちょっとした気分転換で風を避けられそうな道を選ぶことにしました。

岐路

特に行き先を決めていたわけでもなく、ただなんとなくその十字路を曲がってみたのです。すると、目の前に以前から探していた介護用品専門店の看板が現れました。あまりにも偶然すぎて、その場で足を止めてしまいました。

店

もちろん、その日、シルバーカーを探しに行く予定は全くなかったのです。食料品の買い出しさえ諦めて帰ろうと決めたはずが、まさかこんなところで目的の店に出会うなんて、思いも寄らなかった。強風に抗うのを諦め、回り道をしたおかげで、思いがけず目的の場所にたどり着けたわけです。まるで風が私を導いてくれたかのように。

奇跡

日常の中でこうした小さな偶然に出会うと、ちょっとした幸せを感じますよね。私たちの周りには、偶然を装って私たちを助けてくれる見えない力があるのかもしれません。

あなたにすべての良きことが雪崩のように起きますように

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