かつてガラケーを初めて手にしたとき、
「便利なんだけど、なんか違う…」そんな感覚、覚えていませんか?
それがスマホになって「これだ!」と腑に落ちたように、
今の“未来住宅”にもどこか「これじゃない感」があるのです。
今回は、そんなモヤモヤを抱きつつも未来の住まいについて妄想してみました。
イーロン・マスクが1万ドルのテクノロジー住宅を出してきた
イーロン・マスク氏、いろいろと話題にあがる人物ですね。ニコラ・テスラを尊敬しているっていうのもイイ。今後の活動を楽しみにしている人のひとりです。

注目の未来住宅:イーロン・マスクの「Boxabl」住宅
ワクワクする家ですね。コンパクトで低価格。
ポータブルなので、普及すれば引っ越しの際に物件を選ぶのではなくスペースを探すだけになり、パッキングとか不要になるな〜なんて。引越し業者さんも家ごと運ぶので、荷物積載の細かい見積もりが不要になる。賃貸業の不動産屋さんや物件管理業務も建物のメンテナンスはいらなくなるよね。
日本だと災害時に利用できたら避難生活も相当改善されそう。その反面、普段遣いには “折りたたみ” な構造が弱点になるかも。防火安全規格は達成しているけど、耐震については言及されていいないところをみると、強振度に耐えられないかも?
「これじゃない」理由:パーソナルスペースとしての家
これまで時代の流れとともに、いろんなものがパーソナライズされてきましたね。テレビ、電話、車、などなど。テレビなんて、地域で一台が一家に一台になり一人一台になったかと思ったら、今や絶滅の危機。
住居もそんな風に一人一部屋から一人一件になって、そのうち・・・。
マスク氏のテクノロジー住宅はめちゃめちゃ魅力的だと思うのだけど、ガラケーが出たときのあの “これじゃない感” がある。ブラックベリーでもまだだった。iPhoneが出て、ようやく来たかっていう感覚になった。あの感じ。
妄想するウェアラブル住宅(空間)
家ではなく個人空間。常に快適空間を身にまとっていたい。ポータブルじゃなくてウェアラブルの家(というか空間)
こんな空間だったら…

イメージは以下の通り。
なんてサイコー!と、妄想するのも楽しいものです(笑)
さいごに
iPhoneが出たとき、やっと来たかという感覚ではあったけれど、ジャイロセンサーで画面が本体の向きに合わせて回転したのには驚きと感動があった。
だから未来の住宅もきっとわたしの妄想を超えてくるはず。
確実に「わたしの空間」が求められる時代には向かっている気がします。
多少の浮き沈みはあるけれど、世の中はどんどんよくなっている。
ウェアラブル住宅、案外すぐそこかもしれませんね。