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X-Files シーズン 4 全話レビュー 主要キャラ登場回や楽しみ方

The X-Files シーズン 4 全話レビュー

The X-Files Season 4 全24話

1996/10/4 ~ 1997/5/18 (USA)

スカリーの運命が大きく揺れる重めの展開。

一方で、ユニークな回もチラホラ。
名作ぞろいの濃いシーズンです。

前回までのおさらいはこちらから

主要キャラクター紹介

主な登場人物の基本設定とひとこと解説を載せています。

The X-Files 4-01 Herrenvolk 支配者

3-24 Talitha Cumi タリサ・クミ」の続き。

モルダーが走りまくるお話。

オープニングのスローガンは

EVERYTHING DIES

ジェレマイア・スミスとモルダーはバウハンから逃げる。
スカリーは、オフィスに戻って別の角度から捜査をする。モルダーの部屋に行ってMr.Xを呼び出したりもする。

サマンサがいっぱい

ジェレマイア・スミスはモルダーをミツバチのたくさんいる小さな農場へ連れて行く。
するとそこには、子供のころのサマンサのクローンたちが…

ジェレマイア・スミスとモルダー

必死にバウハンをまいて危篤状態のママのもとに向かいたいモルダー。しかし、如何せんバウハンがしぶとい。
ヤツに手を焼いているうちに、ジェレマイアに逃げられてしまう。

手ぶらで病院に戻るモルダー。
母を救う手段を失った絶望感が全身に滲む…。

一方Mr.Xは、ニセの誰かにおびき出され、モルダーのアパートで殺されてしまう。SRSGの血文字を残して。

結局、モルママは一命を取り留めることになるが、それはCSMがバウハンを利用してのことだった。
「なぜ、助けるのか?」というバウハンの問いに、「失うものが無い者が、一番厄介だからだ」とCSM。

ミツバチといえば、「Fight the Future」でしょ。
この頃にはもう映画の企画が進んでいたんですかね〜。

ちょっと謎シーン

モルダーがバウハンの首を仕留めるところ。
倒れているバウハンの首の後ろには、ピックが刺さっているのに、なぜか地面に落ちているピックをモルダーが回収してる。
なぜ??
制作陣の小道具リテイクミスか、それともモルダーがスペアを持っていたとか(笑)

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The X-Files 4-02 Home ホーム

XF 署内のトイレで検死 FOXでは再放送禁止

家族が仲良くし過ぎると怖いよっていう話。

奇形児の遺体が見つかり、モルダーとスカリーは捜査開始。

怪しい家を見つけ、調べてみると家族全員が奇形。この家では、代々近親相姦が繰り返されていたのだ。

モルダーとスカリーは、自分たちの家系の話なんかしちゃったりして…
え、それって“自分”の子孫の話?それとも…2人の子孫の話!?と、思わせぶりなエピ。

ベイブ」を15回観たという、スカリーの豚追いも必見!

トイレの中での検死

“平和な田舎町”の地元警察にはモルグなんて設備はない。遺体もフツーの冷蔵庫に保管されている。
なので、検死も署内のトイレ。
…と、笑えるシーンもあるのだが、とにかくグロイ話なので、指の隙間から視聴することになるかも。

再視聴に勇気がいるエピ。
ちなみにこのエピソード、あまりに過激な内容のため、FOXでは再放送禁止措置がとられたという伝説の問題作。

あ、大事なことを忘れちゃいけない。
モルダーが「お休み、ママ」とはっきりと言いました。
もちろん、スカリーに向かって!
スカリー、一瞬フリーズ(笑)

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The X-Files 4-03 Teliko メラニン

“栄養補給”案件。
生き延びるために、人体の一部を奪うシリーズ。脂肪、プロテイン…今回は脳下垂体(ここでメラニンが生成されているらしい)。

アフリカ系アメリカ人の男性たちが殺される。
捜査をするうち、モルダーは、アフリカの奇妙な伝説を知る。

ペンドレルくんいじられる

ストーリー的にはイマイチなんだけど、ペンドレルくんが出ているのでたまには見ても良いかと。
ペンドレルはモルダーから分析の依頼を受けていた。当然スカリーも来ると思って期待していたペンドレルくん。でも現れたのはモルダーだけ。
「スカリーを待とう」と言うペンドレルに、
「彼女は来ないよ、デートだから」といぢわるモルダー。
ペンドレルの落胆振りに、さすがに気の毒になったのか、
「安心しろ、死体とのデートだ。スカリーは検死中」
…とフォロー。
それを聞いてほっとするペンドレルくんがかわいらしいのだ。

Mr.Xの後継者候補

そして、もうひとつ大事なことは、SRSGのコヴァルビアスの存在。
モルダーは、彼女に今後の情報源としての期待を寄せている様子。

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The X-Files 4-04 Unruhe アンルーへ

不吉な写真

写真を撮ると不吉な未来が映しだされるという話。

パスポート写真を撮りに来た女性が、その直後に誘拐される。
残されたポラロイド写真には、異様な構図と不吉な気配が浮かび上がっていた。とても公的書類には使えそうにない代物だ。

スカリーが連続誘拐殺人犯のターゲットになってしまう。スカリーを救うため、モルダーは走る。考えろモルダー。必死に。

この事件で、
スカリーは、犯罪者の心に踏み込むという捜査の必要性と、それに伴う“感情の副作用”の恐ろしさを考えることになった。
でも、心霊写真についてはまだ懐疑的。

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The X-Files 4-05 The Field Where I Died 追憶

ある日のことでした。
FBIの仲間たちは、大勢でカルト集団のガサ入れに向かいました。

なんとこの集団は、生まれ変わりを信じる人たちだったのです。

珍しく大勢の仲間たちと出かけていったモルダーですが、現場で、自分がある人物の生まれ変わりであるらしいと信じてしまうのでした。
モルダーの妄想力(想像力?)が炸裂し、簡単に信者の1人が出来上がりました。
めでたし、めでたし…って、ちがうだろー。

神を信じないモルダーだけど、なぜかこの件にはハマってしまうのです。前世では、ここに出てくる信者のひとりメリッサと深いつながりがあったようだけど、スカリーとも。
なぜか、スカリーとは親子だったり戦友だったり。毎回、なぜか男役ばかりのスカリー(笑)。そしてなんと、妹サマンサは前世ではモルダーの“息子”だったらしい。もうワケがわからん。

スカリーとモルダーが、こんな感じに険悪な雰囲気になるのは珍しいかも。基本的にモルダーがなだめる係なのに、駄々っ子になるとスカリーママは怒っちゃうのよね。

そうそう、ここでスカリーは「なにが出てもウズムシよりマシ」みたいなことを言っている。よっぽどだったんだね、ウズムシの衝撃が。
それなのに…なぜかアイツ、ファンに人気あるんだよ。不思議。

NG AWARD

このエピ、ファンの間でも評価低いようです。私も同意。ということで、もうみないで賞!

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The X-Files 4-06 Sanguinarium 整形

Everybody wants to be beautiful.

美容整形に訪れた患者に起こる連続殺人事件。
事件の鍵を握っているのは、ベテラン看護師のウェイトなのか?

病気でもないのに手術なんてしないほうが…そうすれば生きていられたのにね。
人間の「もっと美しくなりたい」という欲は、とどまるところを知らない。 特に、お金と時間に余裕のある人ほど。

ところでモルダーは、どうやら自分の鼻が気になる様子。
事件が起きてからというもの、部屋で鏡を見つめたり、病院のコンピューターでシュミレーションしてみたり。

Everybody wants to be beautiful.

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The X-Files 4-07 Musings Of A Cigarette Smoking Man 紫煙

肺がん男CSMの過去

アメリカ人はJFKネタがお好き!?
そして、CSMの全てを知りたい、CSMマニアのためのエピソード

1963年11月22日のケネディ暗殺を皮切りに、要人たちの暗殺をこなしてアメリカを“ある方向”に導いてきたのは、実はCSMだった――という壮大な妄想劇。

彼は、母を肺がんで亡くし、恵まれない幼少期を過ごしてきたらしい。
若い頃はノンスモーカーだったのに、JFK暗殺を機に、人生も肺も煙にまみれることに(いろんな意味で)。父は共産主義者という複雑なバックグラウンド。

ディープ・スロートのおじさんの名前は「ロナルド」だそうな。

それと、モルダーが生まれて初めてしゃべった言葉は「JFK」だったらしい。
やっぱりモルダーのspookyは天然物。

まさかの驚きポイントは、CSMが作家志望だったこと。
そして、チョコレートはイングリッシュトフィーがお好きらしい。

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The X-Files 4-08 Tunguska ツングースカ Part1

スカリーの牛歩戦術

お待ちかねのブラックオイル登場。

冒頭、空港のシーンで、やけに流暢な日本語が聞こえてくる。
あれ?動画の音声設定間違えた?と思ってチェックしちゃうレベル。
X-Filesでは珍しい(いつも変な日本語ばっかりだから)と思ったら、ホノルル空港の設定で、日本から来た運び屋がトランジットしている設定だった。納得。

…ってことは、日本を通ってきたんだよね、ブラックオイル!

久々のクライチェク登場。
でも、モルダーにもスキナーにもボコボコにされてて、ほぼサンドバッグ状態。
特にモルダーは、過去の恨みが爆発したかのように、クライチェクが口を開くたびにボコってる。

モルダー、ツングースカへ向かう

ロシアに行く前、モルダーが車の中でクライチェクの方を見て、急にニヤッと笑ったときは「え?なに急に?」って思ったけど、あれ、置き去りにしようとしてたのね…。
あんな意地悪なモルダー、なかなか見れない。彼をここまでさせるクライチェク、やっぱ極悪人 of 極悪人。

でも、クライチェクがロシア語ができることがわかり、結局2人でロシアへ向かう羽目になる。
悪運の強い奴。

一方、上院特別小委員会に呼ばれるスカリー。
さて、どうなるのか……。

  • 突然始まる…今週のファッションチェック(笑)
    前半の突撃スタイル。スカリーは小柄な体で、あの手のファッション(?)をしっかり着こなすのよねー。モルダーは、いい体型してるのに、逆にオタクっぽさが際立っちゃうのが不思議。
  • スキナー副長官はいつの間に引っ越したんだろう?
    3-21 Avatar 化身」で別居のために引っ越した前の部屋、開かずのダンボールが積み上がっていた…。荷ほどきしないまま、また引っ越したのかしら?っていう余計な妄想が広がる。

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The X-Files 4-09 Terma ツングースカ Part2

ロシア ツングースカへ向かう

モルダー、ブラックキャンサーのモルモットにされる。

上院聴聞会でのスカリーは、ロシアにいるモルダーをかばうため(だけではないのだけど)、ひたすら牛歩戦術を決行。
結果、侮辱罪であっさり留置されてしまう。

面会に来たスキナーに理由を聞かれ、真面目に説明していたら、
「モルダーみたいになってきたな」とツッコまれる。

一方ロシアでは、モルダーがまた枯葉の下に潜る。
好きね〜この手口。「4-01 Herrenvolk 支配者」でバウハンをまいたときの成功で味をしめた?
今回は牢屋脱出ののち、強制労働所を抜け出し、なんとか無事帰還。
とにかく無事に戻ってきて、スカリーのいる聴聞会へ現れる。

その後、スカリーと2人で爆弾を追ってカナダへ飛ぶが、そこでの爆発でオイルまみれ。ご苦労さまです。

一方その頃、クライチェクは――
逃げた方向が悪かったのか、日頃の行いが悪すぎたのか、左腕を失う羽目に。まあ、どっちもだよね。
悪運だけは強いらしく、ちゃっかり命はつないで戻ってくる。しぶとすぎる。

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The X-Files 4-10 Paper Hearts ペーパー・ハート

少女誘拐 トロフィー

少女ばかりを狙った連続誘拐殺人事件の真相。

3日連続で見た夢に、モルダーは少女が埋められている場所に導かれる
3日目であるその日は日曜日、朝5時から呼び出されたスカリーは、「夢見ただけでこのわたしを、呼出しただとぉ!」とお怒りモードなのだが、目の前で実際に遺体が発掘され本気モードになる。

聞けば、その手口はモルダーがかつて逮捕に関わったシリアルキラーと同じらしい。
13人の少女を殺害し、現在は終身刑で服役中の男だ。
おそらくこの少女は14人目の被害者なのだと、モルダーは確信しているのであった。

2人で調べてみると、やつの戦利品であるハート型に切り取られた衣服が見つかり、いまだ見つかっていない2人の被害者がいることがわかる。

そして、まだ見つかっていない犠牲者のひとりが、もしかするとサマンサなのではないか……
実はエイリアンにさらわれたのではなく、この犯人に誘拐され、命を奪われていた可能性が出てくる──という展開。

とにかく、この犯人、X-Files史上、これほど憎々しいヤツはいないんじゃないかっていうくらい、サイテーな男。

けちょんけちょんのバッキバキにしてやってくれ、スカリー!

って感じ。でも、なぜモルダーじゃなくてスカリーに言うのか?それは、見ればわかる。
でも、もう一度見返すのはちょっとつらい。あまりにも不快なヤツだったから。

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The X-Files 4-11 El Mundo Gira カビ

レイモンド・クルーズ ゲスト回 チュパカブラ

チュパカブラの話。

メキシコからの不法移民の村で、ある日、空に閃光が走り、黄色い雨が降る。
ヤギとマリアという女性が、その場で命を落とす。
一緒にいた男性、エラディオが姿を消すが、彼の周りで次々と人々が変死する。

モルダーはもちろん、村人たちも「これはチュパカブラの仕業だ」と言い出す。
でも、スカリーがそれを認めるわけがない。
「検死の結果、原因は繁殖力の強い菌だったわ。彼のせいじゃない。」
と言った所で、当然モルダーは引っ込まない。
「閃光は?黄色い雨は?どう説明する?」
とちょっとだけ嬉しそう…顔が。悪い癖。

ゲスト俳優

チュパカブラ役の俳優(レイモンド・クルーズ)、初回は全く誰だか知らずに見てた。
でも後になって「The Closer」で、フリオを見たとき、すぐ気づいた。「あっ、チュパカブラの人だ!」って。それくらいインパクトだけはあったこのエピ。

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The X-Files 4-12 Leonard Betts 腫瘍

救命士なのに殺人

○○がないと生きていけないシリーズ第3弾。

ガン細胞を摂取しないと、生命が維持できなくなっちゃう男の話。

消毒液の中からぬっと現れるレナード・ベッツの姿は、それはそれはおぞましい。おえ〜。
ウズムシのほうが、まだ笑える分だけマシ。

モルダー&スカリー共同作業

でも、それよりおぞましいかもしれないのが、モルダーとスカリーの遺体廃棄場あさり。
ぐちゃぐちゃの内臓やら、もはや何かわからない物体の中から、あのレナードの“頭”を探し出す。
この作業にあんまり乗り気じゃないモルダーは、しれっとスカリーに任せようとしていた。
そんなことはお構いなく、
「手が届かないから、ちょっと手伝ってよ」
…って、まるで天井の電球でも交換するかのようなノリで、スカリーがさらっと頼んでくる(笑)

スカリーが襲われる

そんなことはさておき、そうなんです、最後に狙われたのはスカリー!
…ってことは、もしや…? と、スカリーは呆然。
そして、さっそくその夜、鼻血…
なので、何気にこのエピは侮れないのだった。

このことは「4-14 Memento Mori メメント・モリ」で明らかに。

渇望シリーズ

この後のシーズンでもまだ出てきます。

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The X-Files 4-13 Never Again タトゥー

スカリーがタトゥーを入れる

スカリー、反抗期

スネても仕事はする、それがスカリー

スカリーったら「何で私の机がないの?」とか、

モルダーが「僕は休暇をとらないと減給されるので、休んでいる間にここへ行って調査してきてくれ」と言えば、

「やだ行かない」 なんてスネちゃって。スカリーには珍しいリアクション。かわいい。

ヤダって言ったものの、ちゃんとモルダーに頼まれた調査のためにフィラデルフィアへ行くスカリー。真面目。でも、ちょっと羽目を外してみたくなっちゃう日もある。タトゥーを入れて、ワンナイトスタンド(未遂?)も…という、ちょっと大胆なスカリーが見られる回でもあります。

スカリー、反抗期サイクル

スカリーは、時々、こんな風に落ち込んでしまうことがある。
”私は一体なにをしてるんだろう…”って。
始まりは13歳の時に、パパに反抗したこと。ママのタバコを吸ってみたり…いわゆる思春期のやつね。

今の気持ちを、モルダーに愚痴ってみても「X-Filesは僕の人生だ!」と言い切られてしまう。
さらに悪いこと(?)に、とスカリーは

I’m beginning to see things through your eyes.
(私も、だんだんそうなってきてる…)

休暇を取ったほうがいいのは、スカリーの方かもしれない。

休暇中のモルダーといえば

一方、モルダーは有給消化の「スピリチュアルな旅」へ。どこに行ったのかと思えば、エルビスの家見学ツアーに参加していました。(元首相にも、ロックな方がいらっしゃいましたよね…笑)でも、なんだかんだでスカリーのことが気になり、FBIや宿泊先に電話をかけてしまうモルダー。

そして最後の最後に、スカリーから全シーズン通しても一番キツいんじゃないかという、とどめの一言。2人の間に冷たい空気が流れるラストシーンは、なぜか笑えてしまう…(だめ?)

スカリーの反抗を”机のせいなのか?”って思っちゃうモルダー、ちょっとかわいい(笑)

さて、スカリーの放ったとどめの一言とは?
答えはこのページの最後に!

ゲスト俳優

フィラデルフィアでスカリーの相手役を演じたイケメンくんは、念入りなオーディションでジリアン・アンダーソンがこだわって選んだそうです。実際、撮影後もしばらくプライベートで交際していて、彼女がエミー賞主演女優賞を受賞したときの授賞式にも同伴。栄光の映像とともに、彼の姿も残っています。

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このエピソードは神回です

The X-Files 4-14 Memento Mori メメント・モリ

スカリーの病気は、治療困難なガン

今回のモルダーはかなりカッコイー!

スカリーの病が確定

スカリーのガンはとんでもない場所にできていて、オペは不可能。
医師でもある彼女は、状況を冷静に理解してはいる。でもその一方で、静かに、じわじわと死の恐怖が迫ってくるのを感じている。

現実を直視できないスカリー

スカリーは、自分の身に起きた異変から、どこかで覚悟はしていたはず。
けれど、いざ診断結果を突きつけられると、やっぱり気持ちは揺れる。

ここまで弱気な彼女を見るのは、本当にめずらしい。
モルダーに宛てた日記の内容が、ところどころでナレーションされるんだけど……涙なしでは見られません。泣いてください。

モルダーの奮闘と、クローンがいっぱい

モルダーはスカリーを救う方法を探して奔走する。
ローン・ガンメンたちとともに大胆な行動に出て、ついにあの場所へ。

そこにあったのは、シーズン2でスカリーに見せようとした水槽の数々。
しかも、彼らはスカリーを始め、アブダクトされた女性たちのクローンでもあった。

現実に立ち向かうスカリー

The truth is in me.

現実を受け止め、再び病と現実に立ち向かう決心をしたスカリー。
そんな彼女を抱きしめながら、モルダーが言う。

The truth will save you, Scully. I think it’ll save both of us.
(真実が君を救ってくれる、スカリー。きっと、僕ら2人も。)

──そして、額にそっとキス。

撮影の裏側

ラスト、額にそっとキス…のはずが、撮影時にモルダー(デヴィッド・ドゥカヴニー)が勝手に唇にチューしちゃってNGに(笑)
「それはまだ先に取っておきたいからダメー」と、監督からストップがかかったそう。
この幻のキスシーンは、ディスク版の特典未公開映像でしか見られない。特典で思い出したけど、次回はオーディオコメンタリーで観てみようかな。

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The X-Files 4-15 Kaddish 魂のない肉体

X-ファイルのオカルト系王道エピ

泥人形が来たりて仇を討つ。

ユダヤ人に対する人種差別が主軸にあるため、背景はややわかりづらい部分もあるけれど、話の構造はとってもX-Filesチックな基本形。オカルト、復讐、そして少し切ない愛の物語。

「ゴースト」は魂だけの存在だけど、今回出てくるのは実体のみで魂を持たない存在──ゴーレム。モルダーが、例の調子で教えてくれる。

「新鮮な死体」が登場したかと思えば、今度は「魂のない肉体」。X-Filesって本当にバラエティ豊かで、油断できない。

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The X-Files 4-16 Unrequited P.O.W.

X-ファイル。ベトナム戦争の負債そして遺恨

透明人間……ではなく、「目の前でふっと消える男」の話。

ベトナム戦争中、軍に見捨てられたとされるPOW(捕虜)ティーガーは、死んだことにされているが、復讐のため、次々と軍関係者を殺害していく。

彼を目撃した者は口をそろえて言う。「確かに目の前にいたのに、突然姿が見えなくなった」と。

軍の記念式典で、次の犠牲者を防ぐため、スキナー率いるFBI軍団が捜査に奔走するものの、彼は、スカリーの目の前からも消えた。モルダーの目の前からも。
続々と体験者は増えていく。彼が消えるのは人の目の前だけ、ビデオにはちゃんと映っている。

モルダーは「ベトナム戦争では、ベトコンが突如姿を消すような目撃情報が多発した」と語るけど、それはちゃんと仕掛けのある作戦の話。

今回の男は違う。
でも、最後にモルダーが、ティーガーの姿を消す条件を見つけ出す。さすが、モルダー!

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The X-Files 4-17 Tempus Fugit MAX Part 1

スカリーの誕生日を祝うモルダー。

久しぶりにMax登場!と思ったら、彼が死んじゃう話でしょんぼり。キーワードは“失われた9分間”

スカリーの誕生日に起こった事件 その1

なぜか急にスカリーのサプライズB-Dayパーティーから始まる。
モルダーがパートナーを組んでから初めて祝ってくれるらしい。病気のことがあったからかな。

「4年の付き合いだけど、初めてね」というスカリーに、
「お祝いするのは4年に1回くらいがちょうどいいんだ。犬の年みたいな感覚でさ。」と、なんともモルダーらしい。

で、プレゼントも彼らしく、自分の物をあげる。
この習性(?)は、この先も変わらない。
モルダーは、スカリーに自分の物をあげるのが好きみたい。
それをスカリーは、また人にあげちゃったりするんだけども。

マックスの妹登場

とにかく、そんな2人のちょっとラブモードをぶち壊しに来たのは、モルダーのヲタ友マックスの妹。
「万が一のことがあったら、あなたたち2人に連絡しろと言われていたの」と。
そう、マックスの乗った飛行機が墜落したのだ。

NTSB(National Transportation Safety Board 国家運輸安全委員会の捜査会議に乗り込んだ2人。
モルダーは得意のエイリアン説をぶちかまし、NTSB職員たちの冷笑をあびる。まぁ、それも慣れてますけど。

隣で居心地悪そうに聞いていたスカリー、演説が終わるやいなやモルダーに向かってひとこと。
「さすがね、女子の誕生日をスペシャルにする天才だわ。」
しかし、それはまだ序章だった。これから更にスペシャルな誕生日になっていくのだ。

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The X-Files 4-18 Max MAX Part 2

MAXはUFOに連れ去られる。その時モルダーは9分間を体験。

前回の続き。
モルダー、消失の9分間体験をする。

最初のシーンで、モ真っ黒なウェットスーツで走るルダー。その姿が懐かしの”モジモジ君”で笑えます。笑うところじゃないのに。

スカリーの誕生日に起こった事件 その2

そして、前回のラストで起こったペンドレルくんの悲劇…。
バーでスカリーの姿を見かけ、誕生日をお祝いしようとビールを運んでいたペンドレル。その直後、軍曹の盾になった形で撃たれ、救急車で搬送された。
そしてそのまま…なんとも悲しい。
惚れてたスカリーと最後を過ごせたのがせめてもの救いか。
しかし、気の毒だったのは、スカリーが彼のファーストネームすら知らなかったこと。死んだ後にフラレちゃった、みたいな。

ペンドレルくんの救助をしている最中に、スカリーの鼻から血が。現場に駆けつけたスキナーに心配される。

星空の下、モルダーとスカリーは

すべてが終わった後、マックスのトレーラーをバックに星空の下モルダーとスカリーが語り合う。
この時の2人の会話が、それぞれの個性を象徴する内容で好き。
スカリーが真面目に語ると、モルダーはボケたり茶化したり(照れ隠し?)いいコンビだ。
それにしても、スカリー、なんて激しい誕生日だったのでしょう。

鼻血も気になる…。

撮影の裏側

キム・マナーズによると、ペンドレル役の俳優さんも、「実際にジリアンに惚れてたかも」だって。今回の”退場エピ”の台本もらって落ち込んでたらしい。

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The X-Files 4-19 Synchrony 凍結

タイムマシンの話。
スカリーとモルダーは、目の前で「凍った人間が燃え尽きる」までを目撃する。

人間はみんな、未来に不安を抱えて生きている。
でも──その未来のすべてが見えてしまったら?
絶望して、生きる希望を失ってしまうのかもしれない……そんな仮説に基づいたエピソード。

その未来を変えようと、ある男が過去へやって来る。

モルダーは、ちょいちょいスカリーの論文を引用していじってくる。
さすがのスカリーも自分が書いたものを真っ向から否定出来ない。必死に応戦するも、「若気の至り…」と言い出す(笑)

量子力学とか、宇宙とか、タイムマシンとか──そういう話は大好きなんだけど、
今回は「未来からどうやって来たか」には一切触れられないのが、ちょっと残念ポイント。

ところで、このエピソードに出てくる日本人ドクター、ヨニチって、
もしかして…
2-09 Firewalker 地底」で、体からキノコが生えて死んだタナカじゃないのか?リボーン?!

ゲスト俳優

日本人ドクター、ヨニチを演じるのは、ヒロ・カナガワ。XFでは、この後のエピソードも含めて3回の登場だけど、出演作が多いので海外ドラマ好きなら別の作品で見かけた人も多いのでは?日本生のカナダ在住。なんと、クリス・カーターと誕生日が同じ。

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The X-Files 4-20 Small Potatoes スモール・ポテト

しっぽの生えた赤ちゃんが生まれる

Stupid Mulderが見られるよ!

ウェストバージニアで、しっぽの生えた赤ん坊が生まれる。立て続けに5人も。モルダーとスカリーは捜査に出向く。早々に容疑者を割り出すが、そこからがこのエピソードの真骨頂。笑えます。

しっぽの生えたベイビーたち

日本ではしっぽの生えた子供といえばサイヤ人じゃ?と思うところですが(思わないって?)、あちらではフツーに”モンキーテールベイビー”でした。

犯人は、、エディ・ブラント。産婦人科の雑用係で、トランスフォームできる能力を持っている。
いろんな人になりすましては女性を妊娠させていたのでした。
もちろん、彼はモルダーにも変身して、スカリーのアパートにまで上がり込んじゃう。スカリーといい雰囲気になるんだけど…。
もし、あれが“本物のモルダー”だったとしても…たぶんスカリーは拒まなかったのでは?と、ファンの脳内がざわつくシーン。

スカリーは何に変身したい?

スカリーがもしトランスフォームできるとしたら誰になりたいのか
モルダーが無理やり言わせたんだけど、エレノア・ルーズヴェルトになってみたいらしいぞ。なんでかな。
…って、最初に見たときはそう思っただけだったんだけど、なんと、後にジリアン・アンダーソン本人が2022年に、実際にエレノア役を演じているという…!ゾワッっときました!

シーズン4は、スカリーがガンなので湿っぽくなりがちなところ、なんだか救われるエピ。
一人二役…というか、”本物”と“ニセモノ”のモルダーを演じるデイヴィッド・ドゥカヴニーの演技が冴えてます。

モルダーとスカリーがエディの自宅を訪ねるシーン。
玄関前の階段を上がっているときは、傘を差すくらいの曇天だったのに、上がりきった瞬間には、まさかの青空。これぞ、X-Files!?(笑)

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The X-Files 4-21 Zero Sum ゼロ・サム

スキナー、罰ゲームはトイレ掃除よ。

またしても、大量のミツバチ登場。

以前、4-14 Memento Mori メメント・モリ」で、スカリーのがんを治すために、モルダーは禁断のCSMに頼るという方法を取ろうとした。
その時、断固反対していたスキナー。実はモルダーの替わりにCSMと取引をしていた
…というのは前回までに、私たちが知っているお話。

そんなことは知らないモルダーに銃を向けられちゃうスキナー。気の毒過ぎる。
しかし、彼のやっていることも決して容認出来ない。だって、スカリーとモルダーのためとは言え、小さな子どもたちまで犠牲になっている。
もちろん、スキナーはそんなことになるとは思っていなかったのだけど。

でも、やっぱそこはモルスキの仲。スカリーだったら、1発撃たれてたかもよ。
哀愁のスキナー副長官。そんなあなたを私は応援するよ、ものすご~く遠くからね。

検査入院ということで、スカリーは今回お休み。
GAは休暇を貰えたのかな。

でも、この話って――本当に「ゼロ・サム」だったのだろうか…?

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The X-Files 4-22 Elegy 哀歌

スカリーは不死身なのか?

スカリーの死がどんどん押し寄せてくるエピ。

哀しいです。

つらいです。

切ないです。

スカリー、見えてしまう

連続殺人事件が起こる。現場近くのボーリング場で目撃証言があり、捜査に向かう2人。

レーンの床に刻まれた“SHE IS ME”の文字を、モルダーが見つける。

そして、トイレで、スカリーが目にしたのは──
首から血を流し、鏡の中でじっとこちらを見つめる女子大生の幽霊。
その直後、次の被害者が見つかったという知らせを受ける。女子大生が殺害されたという知らせを。

スカリーの心の声

スカリーがひとり死の恐怖に耐えているのに、

「死が近い人間にだけ見えるんだ」

と、一番頼りたい相棒から、まさかの“間接的な死の宣告”を受けるなんて…涙。
セラピストの元を訪れているくらいだから、相当参っているはず。だって、前回は悪魔に襲われた時だもの。

「モルダーの情熱が力を与えてくれる。彼を失うことが怖い」

と、セラピストに打ち明けるスカリー。

でも、モルダーがついている

一人で怖がっているスカリーにモルダーはきっぱり言う

「真実から目を背けるな」と。

でも同時に

I know what you’re afraid of. I’m afraid of the same thing.
(君が恐れているものは、僕も怖いんだ)

とも。

ブルックマンさんが言ってたじゃない
「スカリーは死なない」って。
泣かないで、スカリー。

……って、一緒に泣いてるのは、こっちなんだけどね。

スカリー不死身説

ブルックマンさんについて、詳しくは「3-04 Clyde Bruckman’s Final Repose 休息」を見てください。この後も、スカリーの不死身説が固められていきます。最後はエピソードのネタになるほどに。お楽しみに!

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The X-Files 4-23 Demons フラッシュバック

モルダーがカルト集団に薬物を投与される

モルダー薬中に!
ミランダ警告を受けるモルダーが見れます。

モルダー家の闇、いや、モルママとCSMの関係は?
“選ばれた子供”は、サマンサだったのか? それともフォックスだったのか?
謎だらけの44分が始まる。

4:50 am
モルダーに電話でたたき起こされる、スカリー。
モーテルの一室で目覚めたらしいモルダーは、血まみれのシャツを着ていて、なぜ自分がそこにいるのかわからず混乱してスカリーに助けを求めたのだった。

モルダーのSOSに、ものすごい早業で現場に到着するスカリー。
モルダーの記憶を辿って行くとある一件の家についた2人。現場には、遺体が2つ。モルダーの血まみれのシャツ。
あまりにもモルダーに不利な証拠だらけで、殺人容疑で逮捕されてしまう。

真実を知るためなら何でもやる男、それがモルダー。
と、知っていても、ここまでやると、やっぱ引くわ…なんてね(笑)

いろいろ小出しにされて、真相が見えそうで見えない。
観ているこっちも悶々としちゃうエピですね。

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The X-Files 4-24 Gethsemane ゲッセマネ

モルダーは山へ芝刈り…じゃなくてエイリアンを回収に

今回のスローガンは

BELIEVE THE LIE

※「ゲッセマネ」とは、イエスが裏切られる前夜に祈った場所の名前。

前回、薬中にまでなってがんばったのに、今までのことはぜーんぶ、嘘を信じさせるための嘘なのだぁ!ってクリチュガウに言われて、ショック死するモルダーの話。

モルダーが自殺?

オープニングで、モルダーのアパートに呼ばれるスカリー。
なぜか?
遺体の確認をするために。

ここからは、スカリーが、FBIの会議室で事情を語る回想形式で話が進んでいく。

ついにエイリアンを手にしたモルダー

モルダー、ついにエイリアンの凍結体を手に入れる。
雪山登山までして、命がけでワシントンに持ち帰った。
が、それすらも、巧妙に仕組まれたフェイクだった!!(アメリカ政府って暇なの?)
ズタボロになったモルダーに、追い打ちをかけるように、スカリーからの衝撃発言
「私をガンにしたのも、彼らがあなたに嘘を信じさせるためなのよ」
とまで言われ、ますますショック死。

さて、この話の真実は!?シーズン5に続く…。

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おわりに

X-Files シーズン4の感想

重たい話もありましたが、盛り上がってきました!まだまだピークじゃありません。これからどんどんおもしろくなっていくので楽しみです。

今シーズンのスカリーは、声のトーンが以前より落ち着いてきて、大人の女性らしさが増した印象があります。
いつだったか、ジリアン・アンダーソン自身もセルフモノマネを交えながら「シーズン1の頃は声が高くて、“ピーピーしゃべってた”のよ」みたいなことを笑いながら言っていたので、やっぱり気のせいではなさそう。
スカリーのナレーション、聴きやすくて好きだな。

スカリーの自我が目覚める?

ちなみに、「4-13 Never Again タトゥー」で、スカリーがモルダーを黙らせた”とどめの一言”とは、

Not everything is about you, Mulder. This is my life.
(すべてがあなたの思い通りじゃないわ、モルダー。これは私の人生なの。)

このセリフは、
3-22 Quagmire ビッグ・ブルー」で遠回しに口にしていた本音が、1年越しでついに“爆発”した瞬間とも言える。
モルダーの影を追っていたスカリーが、初めて自分自身の輪郭をはっきり言葉にした瞬間。
反抗期って自我が目覚めるってことだもんね。

次のシーズンはこちら

次シーズンへ。引き続き、ゆるっと進めていきますので、よろしければお付き合いくださいませ。

シーズン5の公開は、8月29日(金)夜9時です。

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