この映画のために、シーズン5まで走ってきたと言っても過言ではない！
X-Filesに不可欠な要素がすべて詰まった、集大成のような映画です。そして、すべてにおいて迫力満点。
はじめに
公開日：1998/06/19 (USA)
上映時間：123分
主要キャラクター紹介
主な登場人物の基本設定とひとこと解説を載せています。
あらすじ
テキサス州北部の田舎町で、少年が洞窟に落ちて謎の黒い液体に接触し死亡する事件が起こる。彼を助けた消防隊員も次々に姿を消す不可解な事態が発生。
1週間後、ダラスの連邦ビルで爆破事件が起き、モルダーとスカリーは、この2つの事件に関連があることを突き止める。
感想
冒頭のダラスの連邦ビルで爆破シーン、緊迫感と大迫力で最初から圧倒されます。この迫力に拍車をかけるのが、その直前までのモルダーとスカリーの呑気な仕事ぶり。その落差が効いてくる。
爆破寸前のビルで、避難指示出す時のスカリーの
Don’t think!
何度観ても、かっけえ！
ブラックオイル
BC 35,000年の太古から、エイリアンとブラックオイルは地球上に存在していた…という体で話は進む。
ブラックオイル・ウィルスが次々と人々を襲っていくのがなんとも恐ろしい。
ウィルスに侵された人間の体は、ゼリー状になってエイリアンのコクーンと化していく。
そして、スカリーの体も利用されかかる。
モルダーが命より大切にしているもの
いつものように、シンジケートのオジサマたちの間で、知りすぎたモルダーをどう始末するかっていう話が持ち上がるけど、「あいつは生かしておこう」ってなる。
そのかわり「モルダーが命より大切にしているものを奪おう」って。
それが、スカリー。そう、彼らの中ではもうそういうロジックなんだ。実際、その通り。
「スカリー、君がいないと僕はやっていけない！！」
って、またしてもモルダーが告る。
そして、とうとう全世界が待っていた（？）唇にチュー
…の寸前で、ハチに刺されて倒れるスカリー。
自分の体の症状を実況しながら意識を失っていくって、あっぱれな医者魂！
モルダーとスカリーが一緒にいることろをずーっと見ていられるって、あたりまえじゃないんだなと思わされる。
2人が、「ひっかかったー」とか言いながらじゃれ合ってるの見てると、なんか幸せだなと（笑）
映画ということもあって、いろいろスケールアップ。
出演者もTV版とは違うし、映像もセットも、全部が豪華。
WMMの最期もド派手で、スクリーンサイズならでは！
そして、南極で起こった出来事と、どうやって帰ってきたかは、のちのレギュラー版エピソードのネタにもなっているので、2度美味しい。
視聴方法
配信で観る
ディスクで特典も観る
おわりに
いや〜久しぶりに観ても、やっぱり見応えあったな〜。
この映画を例えるなら、
「エイリアン」と「マトリックス」と「ロード・オブ・ザ・リング」を混ぜてぎゅっと濃縮した液に一晩漬け込んで、焼成して、仕上げに「フィールド・オブ・ドリームズ」をパラパラっとふりかけた感じの濃厚な仕上がり！
……ではないけど濃厚なのは真実。おすすめです！
エンディングテーマ：Walking After You
この曲なんだかイイのですよね〜。まったり系。
次に読むなら
この映画のストーリーは、レギュラー放送で引き継いでいるんですよね。
というわけで、引き続きドラマをウォッチしていきましょう。
シーズン6のレビュー公開は、金曜 21:00〜です。
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